形成外科 すり傷・切り傷の治療 |
1 応急処置 |
清潔にする すりむき傷や切り傷はよく洗うことです。泥、ほこりを十分水道水で洗い流しましょう。 しっかり洗い流さないと泥、石ころが組織の中に入ってしまい、黒く残ってしまう場合があります。 特に顔では注意が必要です。 |
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2 傷の治療 |
消毒し、抗生物質入りの軟膏を塗ります。 傷にくっつかないガーゼで傷を保護します。 乾かして治すと傷が早く治ったような気がしますが、実際はそうではなく、傷は汚く治ってしまいます。 ウェットな状態で治すと傷はきれいに治ります。 |
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3 後療法 |
いったん傷が治療しても、紫外線防止、ケロイド防止が必要です。 傷の場所に紫外線があたるとシミになって消えなくなることがあります。サンスクリーン剤をきちんと塗りましょう。 また、体質や傷の場所によっては、傷が1ヶ月後より赤く盛り上がること(ケロイド)があります。(関節の場所など)こうなると形成外科的治療が必要になります。 |
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4 治療期間 |
傷が完治して落ち着くまでには、約1年かかります。 ケロイドになるような場合には根気よく治療することが大切です。 内服療法、圧迫療法、テーピング療法などの療法があります。 |
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当クリニックは保険がきく治療を基本としています。 どんな些細なことでも、お気軽に御相談下さい。 |