トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 928 いわゆる湿疹
日々に新たに 928 いわゆる湿疹
この時期は、連日忙しい日が続きます、、、。
夕方になるとグッタリですが、それでも歩いて帰っています。
昨日の夕方は天気が回復して夕焼けもとても綺麗でした。
こういうのって、やはり歩いてないとじっくり見れないのですよね~~。
仕事の疲れを癒してくれる夏の夕方の景色です。
あちこちで蝉も元気に鳴いています。
やっぱり歩き通勤は止められません~~(笑)。
そうそう、いわゆる湿疹。
「湿疹はどうしてできるのですか?」と聞いて来る患者さんは沢山いらっしゃいます。
原因を追究してその原因を取り除きたいという気持ちは重々分かります。
その原因は肌の感想であったり、あるいは、手の脂分を取りすぎたり、はたまた、季節的には花粉のアレルギー、あるいは日光だったりと様々です。
普通の生活をしていても湿疹は出来ます。
で、掻いてしまうと湿疹は広がり、さらに痒くなるという悪循環になってしまいます。
もちろん、湿疹は掻かないことが一番なのですが、やっぱり痒いと掻いてしまう。
これ、しょうがない事なのですね。
で、痒みや炎症を抑えるステロイド軟膏を塗ったり、抗アレルギー剤や漢方薬を内服したりしてもらいます。
ステロイド軟膏が嫌な人には、しょうがないので非ステロイド軟膏使ってもらいます。
一般的には、この治療で湿疹はある程度治って来るのですが、一旦湿疹ができた部位は再発しやすい傾向にあります。
また、ちょっとの刺激で痒くなる。
で、また掻いてしまって、湿疹が再発する、、。
で、この繰り返しをしていると湿疹がさらに治りにくくなる(悪循環)。
という訳で、「どうして治らないのでしょうか?」と質問する患者さんが多くいるのですね。
で、明日はその治療のポイントをもう少しお話します。