トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 955 リベド、熱性紅斑
日々に新たに 955 リベド、熱性紅斑
なんだか急に涼しくなりました、、。
季節の移り変わりってこんなに急にでしたっけ?って感じです。
2,3日前まではあんなに暑かったのに、、。
やっぱり夏の終わりは寂しいもんですね、、。
漢方薬の効果で一番素晴らしいな~~と思うのは、微小循環の改善だと思っています。
微小循環を改善させる西洋薬はあまりないのではないでしょうか?
そして、体の水分調節も漢方薬の方が優れているように思います。
色々勉強すると、こんなことも知らなかった、、ということが沢山出てきます。
やることは、日々、一歩、一歩、勉強、勉強です。
で、リベドに対するファーストチョイスはと言われると、冷え性が主体にあるので、まずは当帰芍薬散でしょうか。
当帰芍薬散の効能効果を見ると、
筋肉が一体に軟弱で疲労しやすく、腰脚の冷えやすい次の諸症:貧血、倦怠感、更年期障害(頭重、頭痛、めまい、肩こり)、月経不順、月経困難、不妊症、動悸、慢性腎炎、妊娠中の諸病(浮腫、習慣性流産、痔、腹痛)、脚気、半身不随、心臓弁膜症
とあります。
西洋医学的に見ると、病気の改善が一体どうつながるのか?、、と良く分からないですね。
心臓弁膜症にはどう効くのか?、、一貫性がない、、。エビデンスが分からない、、。
この辺も漢方が敬遠されるところなのかも知れません。
効能、効果だけをみると、どれに効くのか、、使い方が良く分からないな~~ってことになります。
ただ、冷え性や浮腫を治すという意味では一貫性があるように思えます。
特に女性は下肢の筋肉のボリュームが少ない人が多いようなので、筋肉量の低下が冷え性や浮腫の原因にもなっているように思えてならないですね。
最近の女性のダイエット志向や痩せすぎも体全体の循環を悪くしているように思えてならない、、。
症状が悪くなって漢方薬に頼るのもいいのですが、その前に適度な運動、バランスの取れた食事、筋トレで筋肉量を増やす、、。
つまり、年齢に合わせてですが、常に体をマネージメントすることがまず大切なことだと思っています。