トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 958 老人性乾皮症
日々に新たに 958 老人性乾皮症
昨日はゴルフもなく、何も予定のない日曜日でした。
何も予定がない日曜日もたまにはいいものです。
日曜はほぼゴルフをしているので、普段出来ないことを時間の余裕をもってかたづけました。
庭掃除、部屋の掃除、トイレ掃除です。
で、なんだか気分はスッキリ!です~~。
9月になったので、絵の架け替えもして部屋は秋の装いです。
季節を愛でるというのはとても気持ちがいいことだと思っています。
さて、老人性乾皮症。
当帰飲子がファーストチョイスですが、掻いてしまって赤く炎症を伴うようなら温清飲もいいと思います。
でも、まあ普通は痒い部分には中間クラスのステロイド剤を塗ってもらい、きちんと保湿を行い、そして、抗アレルギー剤などを内服すれば大体うまくコントロールできます。
外来をしていると、最近は高齢者が多くなったと感じます。
認知症の方もや耳が遠い方も増えたように思います。
娘さんが付き添って受診することも多いのですが、ご家族も「痒い痒いというので連れてきました。認知症もあります、、。」
ときちんと説明してくれます。
ご家族の介護も大変だな~~と思いながら、ついついその労もねぎらいたい気持ちになります。
僕の父も認知症になってしまった(もう亡くなりました)ので、世話が本当に大変なの良く分かるのです。
また、一人で生活している高齢者も多く、しっかりはしていますが、軟膏を背中に塗ることができない。
手が届かないのですね。
で、当クリニックでは自分で背中に軟膏が塗れるように”塗るまごの手セヌ―ルⅢ”というのも置いてあります。
そして、高齢者は沢山薬を飲んでいることが多い。
で、飲み合わせにも注意しながら抗アレルギー剤や漢方薬を選択しています。