トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 976 ヒアルロン酸注入

日々に新たに 976 ヒアルロン酸注入

今日はぐっと涼しくなるらしいです。

一雨ごとに秋が進みますね~~。

もう、夏はとっくに過ぎ去った感覚です。

これから暗く寒い冬がくると思うと気持ちが沈みます、、。

毎年のことですのでしょうがないですね。

さて、ヒアルロン酸注入です。

顔面の頬の窪みや、こめかみの窪みを改善したいという方もいらっしゃいます。

頬がこけているのがコンプレックスの方も沢山いるのです。

かと思ったら、頬に脂肪がついて丸い顔が嫌だという人もいます。

こめかみや頬、おでこの眉毛上部の窪みにもヒアルロン酸を注入しています。

基本的には、ヒアルロン酸は真皮に注入するのですが、部位によっては皮下に注入することもあります。

ただ、頬のこけ、あるいはこめかみの窪みはヒアルロン酸の量が多くなるので、費用は高くなります。

この部位の場合は、まず、少な目にヒアルロン酸を注入し、大体こういう感じになりますということを患者さんに分かってもらい、さらにもっと注入したいという希望があれば、その意向に合わせて、量を増やしていくようにしています。

始めから沢山の量を注入して、膨らんでしまうことは避けたいのですね(芸能人には膨らみ過ぎの方がいるのはご存知だと思います)。 

その他としては、目の上の窪みに注入を希望される方もいらっしゃるのですが、上眼瞼の窪みは非常に難しいところです。

なぜかというと、上眼瞼の窪みは眼球の動きによって浅くなったり、深くなったりするからです。

つまり、上方視すると窪みが目立ち、下方視すると窪みはなくなってしまいます。

まっすぐ前を向いた状態での少しの窪みなら注入は可能ですが、入れ過ぎると下方視で逆に膨らんでしまいます。

自分自身は下方視では上眼瞼の状態は見えないので、あまり自覚はしないのですが、人から見て膨れているのが分かってしまうのです。

この部位に脂肪注入をなさる先生もいらっしゃいますが、これも調整が難しい、、。

で、僕は上眼瞼の窪みに対してのヒアルロン酸注入はなるべく避けたいと思っています。

以上、今回は続けてヒアルロン酸注入のことを大分書きました。

当クリニックでヒアルロン酸注入を希望なさる方には、施術前に是非読んでもらいたいと思っています。