トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 988 鼻翼縮小術

日々に新たに 988 鼻翼縮小術

 

さて、今日は鼻翼縮小術のお話です。

鼻翼が大きく張り出している方が希望する手術です。

これも技術的にはさほど難しくありません。

しっかり鼻翼まで切開して余分な組織を取り去るのが普通ですが、少し鼻翼が小さくなればいいという方は、鼻孔のあたりだけで縫縮するような方法を希望される方もいます。

これも患者さんの希望を聞いて手術方法を決めています。

この手術もほぼ腫れない手術です。

術後は薄く軟膏を塗っているだけでガーゼも当てません。

縫合線は少し赤くなる程度。

当クリニックでは、縫合には透明な糸を使っていますのでさらに目立たない。

この手術の最も大事なところは術後感染を起こさせないことです。

というのも、鼻は脂の分泌が非常に多いところなので、傷を大事にし過ぎて、あるいは怖がって洗わないと必ず感染を起こして縫合線が汚くなる。

術後一日目より石鹸を使って縫合部を撫でるように洗い、その後に消毒して軟膏をつけてもらうのが一番。

縫合部位はメイクはして欲しくないですが、その他の顔の部位はメイクOK。

抜糸は7日目。

この手術も人からほぼ気づかれない手術にはいるかな~と思っています。