トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 927 掌蹠膿疱症2

日々に新たに 927 掌蹠膿疱症2

昨日は帰りも土砂ぶりに遭い、、。

散々な一日でした、、(汗)。

汗と雨で濡れたTシャツをせっかくスタッフが洗って乾かしてくれたのに、帰りも土砂降りに遭い、またまた濡れてしまいました、、。

今朝は靴も乾いていなかったので、別のウォーキングシューズ履いて来ました。

最近の梅雨は集中豪雨が普通ですね、、。

昔とはずいぶん違ってきています。

さて、掌蹠膿疱症。

ネット検索すると沢山の情報が得られます。

その症状の一つに骨関節炎があります。

これを起こすと結構痛くて辛い、、。

掌蹠膿疱症の場合は、鎖骨や肋骨、胸骨に発生しやすい骨関節炎が特徴です。

痛みには消炎鎮痛剤を投与して痛みを抑えるのですが、ビオチン療法を行わないと関節炎は進行してしまいます。

掌蹠膿疱症の患者さんの血中のビオチン濃度は、正常の方と比べるとかなり低いことが分かっています。

で、ビオチンを補充するのが治療の要になるのですね。

あと、よく見落とされがちなのは、手足の掌蹠膿疱症の症状に加えて、水虫が罹患している場合もあります。

水虫はステロイド軟こうで悪化するので、痒いからとステロイド軟こうを塗っていると水虫が酷くなってしまいます。

水虫の感染を疑った場合はきちんと顕微鏡の検査が必要になります。

掌蹠膿疱症の症状だけだと思っていたら水虫も併発していることがあるのです。

ご注意ください。