トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 936 蕁麻疹 1

日々に新たに 936 蕁麻疹 1

いや~~、今朝も朝から暑いです。

さて、今日は土曜日、、。

蕁麻疹も日常的に治療する病気の1つです。

蕁麻疹はその原因もはっきりしないことが多く、急性のものであればまあそれなりに治ってくれるのですが、慢性になるとなかなか治らず、長引くことも多い病気です。

一応、病態を解説すると、蕁麻疹とは真皮上層の一過性限局性の浮腫のことであり、毛細血管の透過性の亢進により生じます。

真皮下層のものは口唇、眼瞼などに多く血管性浮腫と言われています(やたら腫れます)。

主に肥満細胞によるヒスタミン放出によって蕁麻疹が生じます。

急性蕁麻疹は大体2週間以内に軽快しますが、原因不明で1か月以上蕁麻疹が出るものを慢性蕁麻疹と呼んでいます。

そして、厄介なのは、ひとたび慢性になると数か月から数年に渡ることもあります。

原因はやはり不明なことが多いのですが、一応原因として考えられるのは、食物、薬剤、寒冷、温熱、日光、ストレス、疲れなどですね。

さて、次回はその治療~。