トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 937 蕁麻疹 2

日々に新たに 937 蕁麻疹 2

いや~~。暑いですね、、。

昨日もゴルフしてましたが、太陽ギラギラ~。入道雲モクモクでした~。

アルカリ飲料をどれだけ飲んでもすぐに汗に出てしまうような、、。

汗だくで夏のゴルフを楽しんでいました(笑)。

さて、蕁麻疹。

原因もはっきりしないのですが、急性蕁麻疹は、抗アレルギー剤の内服や注射の治療でいいと思っています。

それで、大体は1週間くらいで症状は良くなります。

困るのは、特発性慢性蕁麻疹です。

これは経過も長くなるので、医者の方も少し考えながら治療していくことになります。

つまり、体質改善というか、なにか根本的に治す手立てを考えなくてはいけなくなるのですね。

これには、僕は患者さんの希望も考慮に入れながら治療を考えることにしています。

もちろん、抗アレルギー剤は長期に内服しても大丈夫なものなので、それでコントロールできる、あるいはそれでいいと思っている患者さんにはそうしています。

これに対し、何かもっと本質的な治療、根本的な治療を求める方には、当クリニックでは漢方薬やビタミン治療をすることにしています。

つまり、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の内服をしても皮疹が出続けているような場合、なんとかならないものかと思う訳です。

で、最近では漢方薬も併用して治療しています。

漢方薬のエビデンスははっきりしないことが多く、推察の域を出ないことも多くありますが、効く人にはバッチリ効いてくれることもよく経験します。

副作用に関しても、西洋薬から比べれば格段に低いので、安心して長期処方できることもメリットです。

蕁麻疹に効く漢方薬も色々な種類があります。

その人の証(体質)にあった処方を考えていくことが大切なのですね。

明日はもう少し具体的に治療を説明してみます。