トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 944 酒さ 2
日々に新たに 944 酒さ 2
だんだん日が短くなっているようです。
朝も歩き始めは暗くなりました。
日の入りも早くなっているようです。
お盆を過ぎるとだんだん秋になって来ているのが分かります。
少し寂しげな感じもしますね、、。
酒さの治療はなかなか難しい、、。
西洋医学的にはテトラサイクリン系、ミノサイクリン系の抗生物質の内服をすることが多いのですが、これも長期になると副作用が心配です。
しかもどれほど効いているかはっきりしない場合が多い。
漢方薬としては、発赤よりも毛細血管拡張が主体の場合は於血と考えて、桂枝茯苓丸などもいいと思います。
また、発赤が主体で虚証でなければ白虎加人参湯の内服もいい。
酒さ鼻の状態に対してはさらに治療が難しい。
ある先生は、酒さ鼻に対し、テトラサイクリン系抗生物質と清上防風湯を併用するようですが、僕は使ったことがないので、どれだけの効果があるか分かりません。
酒さ治療は3度の酒さ鼻になってしまってからでは遅いのです。
1度の時期、つかまり出来るだけ早期に治療をすることが一番大事だと思っています。