トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 952 慢性色素性紫斑
日々に新たに 952 慢性色素性紫斑
昨日も夏のゴルフしてました~。
午後からのスタートだったので無茶暑かったですが、夏のゴルフだな~~って感じで楽しんでました。
でも、もうツクツクボウシがあちらこちらで鳴いています。
いよいよ夏も終わりなんだな~と思いながら、まだまだ太陽に照らされてきらきら輝く、元気で緑の濃い芝生と木々を楽しんでいました。
さて、今日は慢性色素性紫斑です。
これは特に四肢に起こる慢性の疾患です。
好発年齢は30~40歳。
特に全身的な基礎疾患はないのに、点状紫斑、色素沈着、毛細血管拡張などの症状を呈します。
主な原因は、毛細血管の炎症を伴った微小出血ですが、毛細血管圧の亢進によって引き起こされると考えられています(循環不全)。
鑑別診断としては、血小板減少性紫斑もあるので一度は血液検査も必要だと思います。
一般的にはビタミンC、Eの内服、弾性ストッキングの装着をしてもらいますが、基本的に抹消循環の状態が悪くなっているので、漢方治療も奏功します。
明日はそのあたりをもう少し書いてみます。