トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 959 多汗症 

日々に新たに 959 多汗症 

大分涼しくなりました~。

歩いていても楽です。

湿度もあまり高くなく、わりに快適ですが、歩き始めはもう真っ暗、、。

首からライトぶら下げてます~(笑)。

また、夕日が沈むのも早くなりました。

季節は確実に秋になっているようです。

さて、今日は多汗症です。

当クリニックでも相談を受けることが多い多汗症です。

脇汗や手掌足底多汗症の方が相談にみえます。

治療としては、まずは塩化アルミニウム液を使用してもらっています。

かぶれる方には無理なのですが、夜1回脇、手、足底に塗ってもらうと2~3日は制汗作用が持続します。

お悩みの方は一度試されるといいと思います。

その他の治療としてはボツリヌストキシンを注射する方法もあります。

脇の注射はまだいいのですが、手や足底はどんなに細い針を使っても痛みが強いので僕はしない方針です。

1ヵ所の注射ならまだしも、片方に対し10ヵ所は注射しないといけないので患者さんが気の毒です。

しかも約半年だけの効果です。

ですので、手掌足底の多汗症治療はやはり、塩化アルミニウム液がいいと思っています。

最近では、手汗に効果が期待できる制汗剤もあります。

もちろん、当クリニックでも取り扱っています。

明日は、全身汗っかきの治療のことを書いてみます。