トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 975 ヒアルロン酸注入
日々に新たに 975 ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸の注入のお話は続きます。
ヒアルロン酸は大体3種類の濃度があり、部位によって使い分けます。
鼻根の横ジワの注入を希望される方もいますね。
この部位もわりに効果が高いところです。
費用は大体1万円くらい。
プチ整形でヒアルロン酸を鼻や顎に注して欲しいという方もいます。
これは高濃度のものを使います。
高濃度のものを使わないと効果が出ない。
ただ、鼻尖はいいのですが、鼻根部のヒアルロン酸は要注意です。
入れ過ぎ、あるいは入れる回数が多くなりすぎると、鼻根部はボワっと膨らんで皮膚が浮腫の状態になります。
本人はもっと鼻を高くしたいと望むのですが、明らかに第3者からみて膨らみ過ぎの場合も起こりえるので、これ以上の注入はダメですとはっきり申し上げることもあります。
顎はそういうことは起こりません。
顔面において鼻根部だけはとても注意しなくてはいけない部位なのです。
あとはおでこのしわ。
これも、入れ過ぎるとしわに沿って少しボコボコしやすい部位です。
少しずつ注入をするのですが、馴染んで来るのに1か月くらいかかる人もいます。
そして、もう一つ注入に関して言えることは、人の肌やシワの状態は様々だということです。
皮膚が厚くて硬い人もいますし、皮膚が薄く柔らかい人もいます。
皮膚が硬い人はヒアルロン酸の効果が出にくい場合もあります。
比較的色白で、皮膚が柔らかい人はヒアルロン酸の効果は出やすいと言えます。
ほうれい線一つをとっても窪みが主体の人もいますし、細いしわがくっきり入っている人もいます。
前者は、わりに修正が簡単です。
しかし、後者の場合、シワは中程度目立たなくはなりますが、あまり入れ過ぎるとしわに沿って皮膚が膨らんでしまいます。