トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 989 隆鼻術、鼻尖縮小術

日々に新たに 989 隆鼻術、鼻尖縮小術

昨日もゴルフしてましたが、随分寒くなりました、、。

手足が結構冷えてしまいました。

急いで帰って来て、お風呂で手足をゆっくり温めてしまいました。

考えたらもう10月半ばなのですね、、。

晴れならまだいいのですが、天気が悪く風が強いとやっぱりこの時期は寒いです。

そろそろ防寒をしっかりしてゴルフしなくてはいけない時期なのです、、。

気分はなんとなくまだ夏の感覚が残っていますが、やっぱり風邪ひかないように寒さ対策をするべき時期になっているんだな~って感じです。

さて、隆鼻術や鼻尖形成術のお話です。

鼻尖形成術にはクローズ法とオープン法があります。

簡単に言うと、鼻先の余分な組織を切除し、鼻翼軟骨を一部切除し、中央で縫縮するものです。

日本人の鼻って、鼻孔が小さいので、クローズ法では非常にやりにくい。

細かい操作がしにくいのです。

で、鼻尖形成術は僕はやはりオープン法がいいと思っています。

隆鼻術にはシリコン挿入や耳介軟骨移植術がありますね。

ただ、全般的にそうなのですが、隆鼻術や鼻尖形成などの手術を希望する方は、神経質というか細かい要求をする方が多い。

鼻というのは、顔面の真ん中にあって鏡で見ると特に気にしやすい部位なのです。

術後も鼻ばかり気にして、仕事も手につかないようなことも起こりえる。

悪い場合はうつ病になってしまう可能性もあるのです。

そうなると、何のために手術をしたのかわからない。

また、シリコンによる隆鼻術の場合は、感染やシリコンの脱出などの合併症も多い。

耳介軟骨移植による隆鼻術の場合は、軟骨自体は異物ではないのですが、軟骨をまっすぐに成形するのにも苦労します。

そういうこともあって、シリコンによる隆鼻術や耳介軟骨威移植により隆鼻術は当院ではほぼしなくなりました。

もちろん、他医で入れたシリコン抜去の手術はしています。

これは取るだけなので特に難しい手術ではありません。

鼻専門のクリニックの先生たちのご意見を聞いても、鼻の手術は色々な面でとても難しいと言います。

一般的な美容外科医としては、鼻は出来るだけ手を出したくない部位であることは確かだと思います。