トン先生のほんねトーク

日々に新たに 990 鼻のプチ整形

今朝も寒いです~~。

朝は真っ暗!

10月半ばってこんな感じだったけ?って思いながら歩いて来ました。

高濃度ヒアルロン酸注入による鼻のプチ整形です。

鼻根に注入すると鼻筋が通ります。

鼻尖に注入すると少しですが鼻先が尖がる。

これもわりに患者さんが喜んでくれるプチ整形です。

費用は3万くらいから(入れる量によって費用が決まります)。

もちろん、半年くらいでヒアルロン酸は代謝されますが、実は代謝されることがいいこともあります。

待っていれば、自然にもとの状態に戻るからですね。

高いお化粧品を買って、日常に使っていれば半年くらいで無くなりますよね。

で、また購入する。

プチ整形はこの感覚と同じなのですね。

ちょこっと見栄えを良くしたい、同窓会があるからちょこっとシワを目立たなくさせたいなどの希望を叶えるのがヒアルロン酸注入なのですね。

鼻の手術は色々なトラブルを起こしやすいところです。

従って、こと鼻に関してではありますが、半年経ては元に戻るプチ整形はそれなりにメリットが多いなと思っています。

 

 

日々に新たに 989 隆鼻術、鼻尖縮小術

昨日もゴルフしてましたが、随分寒くなりました、、。

手足が結構冷えてしまいました。

急いで帰って来て、お風呂で手足をゆっくり温めてしまいました。

考えたらもう10月半ばなのですね、、。

晴れならまだいいのですが、天気が悪く風が強いとやっぱりこの時期は寒いです。

そろそろ防寒をしっかりしてゴルフしなくてはいけない時期なのです、、。

気分はなんとなくまだ夏の感覚が残っていますが、やっぱり風邪ひかないように寒さ対策をするべき時期になっているんだな~って感じです。

さて、隆鼻術や鼻尖形成術のお話です。

鼻尖形成術にはクローズ法とオープン法があります。

簡単に言うと、鼻先の余分な組織を切除し、鼻翼軟骨を一部切除し、中央で縫縮するものです。

日本人の鼻って、鼻孔が小さいので、クローズ法では非常にやりにくい。

細かい操作がしにくいのです。

で、鼻尖形成術は僕はやはりオープン法がいいと思っています。

隆鼻術にはシリコン挿入や耳介軟骨移植術がありますね。

ただ、全般的にそうなのですが、隆鼻術や鼻尖形成などの手術を希望する方は、神経質というか細かい要求をする方が多い。

鼻というのは、顔面の真ん中にあって鏡で見ると特に気にしやすい部位なのです。

術後も鼻ばかり気にして、仕事も手につかないようなことも起こりえる。

悪い場合はうつ病になってしまう可能性もあるのです。

そうなると、何のために手術をしたのかわからない。

また、シリコンによる隆鼻術の場合は、感染やシリコンの脱出などの合併症も多い。

耳介軟骨移植による隆鼻術の場合は、軟骨自体は異物ではないのですが、軟骨をまっすぐに成形するのにも苦労します。

そういうこともあって、シリコンによる隆鼻術や耳介軟骨威移植により隆鼻術は当院ではほぼしなくなりました。

もちろん、他医で入れたシリコン抜去の手術はしています。

これは取るだけなので特に難しい手術ではありません。

鼻専門のクリニックの先生たちのご意見を聞いても、鼻の手術は色々な面でとても難しいと言います。

一般的な美容外科医としては、鼻は出来るだけ手を出したくない部位であることは確かだと思います。

 

 

日々に新たに 988 鼻翼縮小術

 

さて、今日は鼻翼縮小術のお話です。

鼻翼が大きく張り出している方が希望する手術です。

これも技術的にはさほど難しくありません。

しっかり鼻翼まで切開して余分な組織を取り去るのが普通ですが、少し鼻翼が小さくなればいいという方は、鼻孔のあたりだけで縫縮するような方法を希望される方もいます。

これも患者さんの希望を聞いて手術方法を決めています。

この手術もほぼ腫れない手術です。

術後は薄く軟膏を塗っているだけでガーゼも当てません。

縫合線は少し赤くなる程度。

当クリニックでは、縫合には透明な糸を使っていますのでさらに目立たない。

この手術の最も大事なところは術後感染を起こさせないことです。

というのも、鼻は脂の分泌が非常に多いところなので、傷を大事にし過ぎて、あるいは怖がって洗わないと必ず感染を起こして縫合線が汚くなる。

術後一日目より石鹸を使って縫合部を撫でるように洗い、その後に消毒して軟膏をつけてもらうのが一番。

縫合部位はメイクはして欲しくないですが、その他の顔の部位はメイクOK。

抜糸は7日目。

この手術も人からほぼ気づかれない手術にはいるかな~と思っています。

 

日々に新たに 987 上眼瞼しわ取り

なんだか急にぐっと寒くなりました。

先日まで10月とは思えない暖かさだったのが嘘のようです。

季節の変わり目は体調管理が難しいですね、、。

体調を崩したり、風邪などひかないようにするには、先手、先手で暖かくしておくのが一番な様です。

さて、この手術法には眉毛の下で切開してたるんでしまった余分な皮膚を切除するというのもあるのですが、これには僕は反対です。

というのも、眉の毛の下なので切開線はあまり目立たないとお考えの方も多いのでしょうが、実際はかなり目立ちます。

1ミリほどの白い瘢痕になって目立つのです。

で、僕は絶対にしない手術方法です。

で、僕のお薦めはやはり、二重のラインの上で余剰皮膚を切除するものです。

この方法が一番傷が目立たない。

眉の下で切開縫合する方法は特に新しいものではありません。

手術方法としては昔からあるものですが、傷が目立つのでやられなくなった手術の1つなのです。

こういうのは、30年間も美容外科に携わっているから分かることです。

それが、また最近いくつかの施設でやられるようになっている。

これには、困ったものだな~~と思っています。

上瞼のたるみが鬱陶しく、若い時のパッチリした目を取り戻したい方は沢山いますし、余剰皮膚によって視界が狭くなって日常生活に不便を感じる方も沢山いらっしゃいます。

手術でパチッと良くなるのも事実です。

ただ、正直なところ、眉の下での切開を勧めれても、お断りして欲しいなあ~~と思っています。