トン先生のほんねトーク
日々に新たに 931
昨日は当番医でした~~。
この時期の当番医は毎年結構忙しいです。
今回は、怪我の方が多く、縫合ばかりしていたような印象です。
すねから足にかけてブユにさされ、パンパンに腫らしてくる患者さんも多かったです。
いつもの外来しているような感じでした。
そうそう、一昨日の土曜日に北国新聞花火大会を見物しました。
花火もすごかったですが、人もわんさかわんさか~~。
いったいどこからこんな人が集まって来るのか?
というくらい、人、人、人で溢れかえっていました。
いつものメンバーで呑みながらつまみながら、ワイワイと花火見物をするのですが、花火って長年見ているとやっぱり進化していることが分かります。
この花火大会。
考えてみれば、もう17年も前から見ているのですね、、。
そんなに時間が経ったんだ~~と今回はちょっと感慨深いものがありました。
17年くらい前は、花火はわりにシンプルなものが多かったように思います。
打ち上げ花火が、その輪の大きさを競っていたように思います。
その頃のスターマインはわりに同じようなパターンのものが多かったのですが、最近では、スターマインの種類が多くなり、色々なバリエーションが楽しめます。
普通のスターマインはあっても、トロピカルスターマインなどは昔は無かったような~~。
で、スターマインをネットで調べてみると結構色々あることが分かりました。
単色、混合色、群蜂、飛遊星、冠ろ、椰子、銀冠、千輪もの、落ち葉などの種類があるようです(知らなかった~~)。
また、いわゆる打ち上げ花火もその形によって分類されるようです。
”割物(菊、牡丹)””半割物””ポカ物(柳、蜂)””型物(チョウチョ、ハートマーク、スマイルマーク、土星、カタツムリ、サングラス)”などいろいろあるのですね~。
花火のことも少しだけでも知っているだけで楽しみが増えそうです。
来年の北国新聞花火大会は、行く前にちょっと花火のことを予習して行こうかな~~と思っています。
夏の夜空を彩る花火!
毎年一回は見れたらいいな~~と思っています。
あ、そうそう、北陸中日新聞主催花火大会は今年は中止になったようですね。
やっぱり残念ですね。
日々に新たに 930 湿疹 3
昨日は汗だくになって帰ってお風呂に入ったら、蜩の声が聞えました。
窓を開け放ってお風呂に入っています。
この時期の仕事が終わってのお風呂は最高です。
蝉の声の合間に、時々蜩が鳴いてくれる。
目を閉じてじ~~といていると気持ちが安らぎます。
あ、今日は北国新聞花火大会ですよ~~。
この時期の恒例行事。
天気は今一つのようですが、なんとか持って欲しいです。
さて、湿疹。
大まかな治し方は929に書きました。
痒みをコントロールすることはもちろん治療の根幹です。
その方法として、最近ではビタミンや漢方薬も併用して、湿疹の治療に役立てています。
ステロイド剤や抗アレルギー剤だけではなかなか治らない湿疹も多々あるのですね。
そういう時に、ビタミンや漢方薬を併用してみると結構治りがよくなることを多く経験します。
日常外来で茶飯的に経験する嬉しい経験なのです。
患者さんも喜ぶ、僕も狙った通りの結果が出て、してやったり!
当クリニックは、他医にかかっていて、湿疹が全然良くならないと言って来院されるかたも多いのですが、そういう方にも一般的な皮膚科の治療にビタミンや漢方薬を加えると結構治ってきます。
なかなか治らないしつこい湿疹には、治療する側の僕も気合いが入ります。
なんとかして、いい方向に持っていきたい。
湿疹を治したい。
開業23年の経験と日々の勉強の努力を総合して治療に当たる。
ホントに、とっても忙しいのですが、何とか治したいという情熱の火はずっと変わらず。
うまく行けば医者冥利!
僕は、今でも医者になって良かったな~~と思っています。
日々に新たに 929 いわゆる湿疹 2
いや~~暑いです。
本格的に夏~~って感じです。
蜩の声もあちらこちらで聴けるようになりました。
蜩の声好きです。
音が澄んでいる。クリアな感じ。
なにかこう深山幽谷な感じがするのですよ。
他の蝉の声とは一線を隔して、聴く人を癒してくれるようなヒーリング効果がある。
蜩の声は僕の夏の楽しみの一つです。
さて、湿疹。
その程度にもよりますが、慢性にしないためには、一つの例えとして、まず、軟膏は1週間は一日に2回塗る。
治ってきたら、次の1週間は一日1回塗る。
そしてさらに良くなったきたら、その次の1週間は隔日に塗る。
で、軟膏を塗るのをやめていく。
と、このように塗る回数を漸減していくといいと思います。
治ってきている判断はご自分ではつきにくいと思いますので、僕は、大体は1週間後に再診してもらって、軟膏の塗る回数、内服の仕方を指導するようにしています。
湿疹の炎症が治まってきても、何かの誘因(日光に当たる、大量に汗をかく、擦る、あるいは飲酒など)でまた再燃することもあるので、その時は軟膏を塗ったり、抗アレルギー剤を頓服的に内服するのもいいと思います。
僕は常々言っているのですが、要はコントロールすることなのですね。
湿疹を慢性化させないためにはこういうようなきちんとしたコントロール治療が大切だと思っています。
だらだら、漫然と治療するのはあまり良い治療ではない。
まあ、患者さん一人一人考え方も違う(内服は面倒だとか、、塗り薬だけでいいとか)ので、臨機応変に対応はしていますが、治そうと思って治さないとなかなか良くならないのは確かです。
どちらにしても、ケースバイケースではあるのですが、湿疹を慢性化させないように治療したいと思っています。
日々に新たに 928 いわゆる湿疹
この時期は、連日忙しい日が続きます、、、。
夕方になるとグッタリですが、それでも歩いて帰っています。
昨日の夕方は天気が回復して夕焼けもとても綺麗でした。
こういうのって、やはり歩いてないとじっくり見れないのですよね~~。
仕事の疲れを癒してくれる夏の夕方の景色です。
あちこちで蝉も元気に鳴いています。
やっぱり歩き通勤は止められません~~(笑)。
そうそう、いわゆる湿疹。
「湿疹はどうしてできるのですか?」と聞いて来る患者さんは沢山いらっしゃいます。
原因を追究してその原因を取り除きたいという気持ちは重々分かります。
その原因は肌の感想であったり、あるいは、手の脂分を取りすぎたり、はたまた、季節的には花粉のアレルギー、あるいは日光だったりと様々です。
普通の生活をしていても湿疹は出来ます。
で、掻いてしまうと湿疹は広がり、さらに痒くなるという悪循環になってしまいます。
もちろん、湿疹は掻かないことが一番なのですが、やっぱり痒いと掻いてしまう。
これ、しょうがない事なのですね。
で、痒みや炎症を抑えるステロイド軟膏を塗ったり、抗アレルギー剤や漢方薬を内服したりしてもらいます。
ステロイド軟膏が嫌な人には、しょうがないので非ステロイド軟膏使ってもらいます。
一般的には、この治療で湿疹はある程度治って来るのですが、一旦湿疹ができた部位は再発しやすい傾向にあります。
また、ちょっとの刺激で痒くなる。
で、また掻いてしまって、湿疹が再発する、、。
で、この繰り返しをしていると湿疹がさらに治りにくくなる(悪循環)。
という訳で、「どうして治らないのでしょうか?」と質問する患者さんが多くいるのですね。
で、明日はその治療のポイントをもう少しお話します。
日々に新たに 927 掌蹠膿疱症2
昨日は帰りも土砂ぶりに遭い、、。
散々な一日でした、、(汗)。
汗と雨で濡れたTシャツをせっかくスタッフが洗って乾かしてくれたのに、帰りも土砂降りに遭い、またまた濡れてしまいました、、。
今朝は靴も乾いていなかったので、別のウォーキングシューズ履いて来ました。
最近の梅雨は集中豪雨が普通ですね、、。
昔とはずいぶん違ってきています。
さて、掌蹠膿疱症。
ネット検索すると沢山の情報が得られます。
その症状の一つに骨関節炎があります。
これを起こすと結構痛くて辛い、、。
掌蹠膿疱症の場合は、鎖骨や肋骨、胸骨に発生しやすい骨関節炎が特徴です。
痛みには消炎鎮痛剤を投与して痛みを抑えるのですが、ビオチン療法を行わないと関節炎は進行してしまいます。
掌蹠膿疱症の患者さんの血中のビオチン濃度は、正常の方と比べるとかなり低いことが分かっています。
で、ビオチンを補充するのが治療の要になるのですね。
あと、よく見落とされがちなのは、手足の掌蹠膿疱症の症状に加えて、水虫が罹患している場合もあります。
水虫はステロイド軟こうで悪化するので、痒いからとステロイド軟こうを塗っていると水虫が酷くなってしまいます。
水虫の感染を疑った場合はきちんと顕微鏡の検査が必要になります。
掌蹠膿疱症の症状だけだと思っていたら水虫も併発していることがあるのです。
ご注意ください。