トン先生のほんねトーク

日々に新たに 1005 メディカルエステ トラネキサム酸

なぜか今朝は暖かいです~~(喜)。

でも、週末は寒くなりそう、、(汗)。

体調管理を万全にというところですね。

で、トラネキサム酸です。

シミの元になるメラニン顆粒の産生を抑制します。

内服も効果がありますが、直接シミ、くすみ、肝斑の部分に導入すると結構色素は薄くなります。

そして大体、2週間に一度のペースで、4,5回導入するとかなり良くなります。

その後は、肝斑などの場合は再発もあるので、良くなった状態を維持するには1~2か月に一度の導入で良いと思います。

そして、もう一点トラネキサム酸の導入の効果が期待できることがあります。

トラネキサム酸の導入は、トラネキサム酸の抗炎症作用により顔の赤みを退かせる効果があります。

いわゆる赤ら顔の方にもビタミンC、トラネキサム酸の導入は効果的なのです。

酒さの治療にも応用できます。

赤ら顔の治療はなかなか難しいのですが、その方に合った漢方薬やビタミンC、トラネキサム酸の内服もしながら導入を行うとだんだん良くなることが多い。

忙しい方には30分で出来る頬だけの導入(ビタミンCとトラネキサム酸)のコースがあります。

費用も安価で4500円です。

しみ、赤みに対してはあの手この手の複合治療が功を奏します。

しみ、くすみ、肝斑にお悩みの方は、一度お気軽に外来で聞いていただければと思っています。

メディカルエステはもう22年もやっているので確実な実績があります。

当クリニックでは、いつもその方の肌に合ったなるべく安価な治療を提案することを治療方針にしています。

 

 

日々に新たに 1004 メディカルエステ トラネキサム酸

立冬です。

いよいよ冬が始まります。

でも、朝は寒いですが、日中は気温が上がってポカポカになりそうですよ。

あ、そして今日から蟹が店頭に並びます。

いよいよ来ました~~って感じ。

毎年のことですが、気分がワクワクしますね。蟹大好きなので(笑)。

で、メディカルエステ。

今日はトラネキサム酸の解説です。

トラネキサム酸(トランサミン)は人工合成されたアミノ酸です。

抗炎症作用が主ですが、ご存知のように皮膚科領域では、ビタミンC同様に肝斑治療の内服薬として使われます。

副作用はほとんどなく安全な薬です。

怪我、手術などで出血しているような場合には抗プラスミン効果によって止血作用がありますが、普通に健康な人が長期に内服しても血が固まるような副作用はありません。

ただ、脳梗塞、心筋梗塞、血栓性静脈炎などには血栓を溶解する作用があるので慎重投与です。

1962年に開発されています。

当クリニックでは肝斑治療に内服薬として患者さんに飲んでもらっています。

肝斑は原因が分からないことが多いのですが、ビタミンCとトランサミンの内服で約3~4か月くらいで肝斑は薄くなってきます。

で、3,4か月後には患者さんの意向を聞いて、ビタミンCだけにしたりします。

トランサミンは続けて飲んでいても安全で、肝斑の再発予防にもなります。

今日はちょっと導入からお話がずれてしまいました。

明日はもう一度トラネキサム酸です。

 

 

日々に新たに 1003 メディカルエステ アルジルリン

昨日も最高にいい天気でした。

土曜の雨とは打って変わっての快晴!

 

導入成分のアルジルリン。

目元の小じわやたるみの改善に用いられるボツリヌストキシン効果のあるペプチドです。

表情筋の過剰な緊張、収縮を緩和します。

特に目元のしわに効果のある成分ですね。

当クリニックでは目元のリンクルケアコースの導入に用いています。

もちろんボツリヌストキシンほどの速効性はありませんが、徐々に効果が現れます。

従って、目元のアルジルリン導入は、ボツリヌストキシンの注射が怖い方やボツリヌストキシンの効果で笑っても笑いにくい、表情に違和感を感じるといった人向きだと思っています。

 

日々に新たに 1002 メディカルエステ コラプラス

今年は紅葉がとても綺麗です。

本多の森ホール、NTT駐車場、歴史博物館、広阪、しいのき迎賓館、香林坊にかけて車を走らせましたが、とっても綺麗です。

昨日は天気も良くてポカポカだったので、本当に気分が良かったです。

やっぱり休日は天気じゃないと!って感じ。

今日は雨ですが、明日は天気回復らしいので、まだまだ紅葉を楽しめます。

皆様も是非兼六園辺りの紅葉を見に行ってくださいね。

ほんと素晴らしいです。

さて、メディカルエステ。

今日はコラプラス。

コラプラスとは、加水分解大豆ペプチドのことです。

肌の若返りには欠かせないヒアルロン酸やコラーゲンを生成する細胞の活性化を促し、しわやたるみを改善するという作用があります。

ロート製薬が開発しました。

特徴としては、皮膚成分であるコラーゲンやヒアルロン酸自身を補う素材とは異なり、成分そのものの産生を促す触媒的作用があります。

超音波導入と組み合わせることによって、しわやたるみに対して様々な生理活性が期待され、皮膚弾力成分に欠かせないコラーゲン・ヒアルロン酸を作り出す細胞の増加・活性化を促す作用が期待できます。

ちなみにペプチドとは、アミノ酸が結合したものです。

2つのアミノ酸ならジペプチド、3つならトリペプチド、4つならテトラペプチド。

5~20のアミノ酸がつながっているのがオリゴペプチド。

21~50までのアミノ酸が結合したものがポリペプチド。

そして、51以上のアミノ酸が結合したものがタンパク質なのです。

コラーゲンもタンパク質の1つです。

当クリニックで扱っている、グリ・コラーゲンはトリペプチドです。

コラーゲンではありません。

コラーゲンを摂取しても腸管での吸収が悪く体内に取り込まれることはほどんど期待できません。

この理由で、グリ・コラーゲンはコラーゲンを細かく分断し、トリペプチドにすることによって腸管での吸収が良いように設計されています。

 

 

日々に新たに 1001 メディカルエステ ビオチン

11月に入りました~~。

今朝もとても寒いです。

今週は金曜日が休みでちょっと嬉しい。

11月に入るといよいよ蟹。

11月6日解禁~。ナマコも解禁。

いよいよ北陸の冬の味覚を堪能できる季節がやってきました。

毎年のことですが、やはり嬉しいですね。

さて、今日はビタミンH。

あまり聞き慣れないとは思いますが、ビタミンHはビオチンのことです。

現代人にはこのHaut(ドイツで皮膚の意味)の頭文字を取ったビタミンHが不足気味だと言われています(欠乏症は非常にまれ)。

ビオチンの効用は以下です。

“抗炎症物質を生成する事によってアレルギー症状を緩和する作用があります。

また、タンパク質の生成にも関係し、皮膚を作る細胞を活性化させ、老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保つ働きがあります。

皮膚疾患ではアトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症の治療にもビオチン補充療法が良いとされています。

さらにコラーゲンやセラミド(細胞間脂質)などの生合成を高める力もあります。”

いかがですか?

ビオチンって本当に体にいいのですよ。

当クリニックではもう随分前からビオチン療法を取り入れています。

腸内細菌を正常化した上でビオチンを腸管から吸収させるビオチン補充療法ですね。

このビオチンを直接顔の肌に導入すると肌荒れがよく治るのがお分かりだと思います。

乾燥肌、ニキビ肌の方にはビオチンのイオン超音波導入はとても効果が高いということをお分かりいただけたと思います。